日本で最も利用者の多いVOD(動画配信サービス)である、「Amazonプライムビデオ(アマプラ)」、動画配信サービスのみならず、アマゾンプライム会員として、アマゾンの様々なサービスを利用できることが魅力です。
そしてアニメ、2.5次元舞台に特化した動画配信サービスで、アマプラと同じようにDMMの様々なサービス、特典を受けられるコスパのよい「DMMTV(DMMプレミアム)」。
両方加入するメリットはあるのか、それとも片方で十分なのか。
この2つのサービスを徹底比較します!
Amazonプライムビデオ(アマプラ)について
アマプラの特徴
Amazonプライムビデオ(アマプラ)はアマゾンのプライム会員の数多いサービスの1つ。
月額料金600円(年払いなら月額492円)でアマゾンプライム会員になることで、数多い見放題動画作品を視聴することができます。
アマゾンプライム会員になると、動画見放題サービスのみならず、アマゾンでの買い物の送料無料サービス、音楽サブスクAmazon Musicの利用、対象のKindle本が読み放題のPrime Readingなど、様々な特典を受けることができ、現在最もコストパフォーマンスのいい動画配信サービスと言われています。
アマプラのいいところ(メリット)
とりあえずコスパ最高!
Amazonプライムビデオはアマゾンプライム会員の特典の1つで、月額料金600円(年払いなら月額492円)で会員になることで、数多い見放題動画コンテンツを視聴することができるようになります。
その動画コンテンツ数はNetflixなど他の動画配信サービスと比較しても引けを取らないレベルで、最新の人気アニメなどもほぼ見放題で観ることができます。
アマゾンプライム会員の主な特典
- Amazon.co.jpにおける基本送料無料、「お急ぎ便」「お届け日時指定便」などの配送サービス
- 音楽サブスクサービス「Amazon Music」
- 特定のKindle本を無料で読める「Prime Reading」
- 画像容量無制限のストレージサービス「Amazon Photos」
これらの特典を月額料金600円(年払いなら月額492円)で受けることができる、というのは、他の動画配信サービスの追随を許さない、圧倒的なコスパと言えるでしょう。
目立つ近年の先行配信
近年のAmazonプライムビデオでは「シン・エヴァンゲリオン」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」などのシンシリーズの先行配信が話題になりました。
他にも話題作、人気作を先行配信する傾向があり、話題作を一早く視聴したい方には向いている動画配信サービスだと言えるでしょう。
近年はスポーツ番組配信にも注力
近年のAmazonプライムビデオは、井上尚弥、那須川天心のボクシングタイトルマッチの独占配信など、スポーツ番組の独占配信にも力を入れています。
これらの独占配信コンテンツは文字通り「独占」ですので、地上波テレビでは観ることができません。
映画やドラマのみならず、もはやスポーツ番組すらテレビで観る時代ではなくなったことを象徴するような流れだと思います。
評価(レビュー)を参考に、視聴する動画を選択することができる
これはAmazon.co.jpと連動した機能ですが、Amazonプライムビデオで配信されている全ての動画は、Amazon.co.jp上でユーザーのレビューを見ることができます。
ある動画を視聴しようと思っても、「レビューでの評価が低いからやめておこう」ということもできるわけで、これはレビュー機能がない大手動画配信サービスのNetflixにはない要素です。
無料お試し期間がある
アマゾンプライム会員には30日間の無料トライアル期間があります。
30日以内に解約するば、料金はかかりません。
アマプラがどんなものか、ちょっと試してみたいという方にはいいサービスですよね。
アマゾンプライム会員の無料体験はこちらから!!アマプラのイマイチなところ(デメリット)
視聴するのに追加料金が必要なコンテンツがある
「完全見放題」の動画配信サービス「Netflix」などとは違い、Amazonプライムビデオは視聴するのに追加料金が必要な動画が数多くあります。
検索して「やった、あった!」と喜んでも、次の瞬間「なんだ、有料コンテンツか・・・」とがっかりすることが多々あるシステムとなっています。
字幕と吹替の切り替えができず、外国語字幕がない
Amazonプライムビデオの動画は「字幕版」と「吹替版」にはっきり分かれており、Netflixのように再生中に字幕と吹替の切り替えができません。
さらに「英語字幕」「外国語字幕」が用意されておらず、動画コンテンツを英語、外国語学習に利用しようと思っているユーザーには向いてない動画配信サービスと言えるでしょう。
動画の再生速度の変更ができない
最近のタイパ重視派には定番の、動画の「1.5倍速再生」「倍速再生」や、外国語を聞き取りたいときの「低速再生」などの再生速度の変更が、Amazonプライムビデオでは全くできません。
なのでタイパ重視派や、外国語リスニングに使いたいユーザーには向いていないプラットフォームだと言えるかもしれません。
DMMTV(DMMプレミアム)について
DMMTVの特徴
どのジャンルも漫勉なくそろえた他の動画配信サービスと比較すると、DMMTVはアニメと2.5次元舞台に注力し、月額料金を550円(税込)と最安クラスに抑えた、特化型動画配信サービスと言えるでしょう。
DMMプレミアム会員になると、他のDMMサービスも幅広く利用できる、というところは、Amazonプライムと似たシステム、サービスと言えるかもしれません。
DMMTVのいいところ(メリット)
とりあえずアニメが豊富
新作アニメの普及率100%を目指しているということで、アニメ作品の充実度は最高レベルです。
他の動画配信サービスでは配信されていないようなマイナーなアニメでも、DMMTVでは視れたりしますので、アニメ好きにはかなりおすすめの動画配信サービスです。
他のサービスでは視られない、2.5次元舞台、ミュージカルがある
他の動画配信サービスではそもそも見ることができない、2.5次元の舞台やミュージカル作品が充実していますので、好きな方にはおすすめです。
他のDMMサービスで様々な特典が受けられる
DMMプレミアム会員になると、DMMTVでの動画配信サービスだけではなく、他のDMMサービスでも様々な特典を受けることができます。
特典の例として
- DMMブックスで対象作品を無料で読める
- DMMゲームスでゲーム内アイテムプレゼント
- DMM英会話でプラスレッスンチケット1枚プレゼント
などがあります。
30日間の無料トライアル期間+ポイント付与あり
DMMプレミアム会員に登録すると、30日間の無料トライアル期間と、登録後すぐにDMMポイントが550ポイント付与されます。
このポイントはDMMTV以外のDMMサービスでも使用できますが、プレミアム会員の月額料金に充てることはできません。
成人向け動画の見放題もあり
DMMプレミアム会員になると、全年齢向けのDMMTVはもちろん、成人向け動画を配信しているFanza TVの見放題も利用することができます。
成人向け動画見放題に対応している動画配信サービスは少なく、これは大きなメリットと言えるでしょう。
DMMTVのイマイチなところ(デメリット)
実写映画、ドラマのコンテンツは少ない
アニメと2.5次元舞台に特化しているDMMTVは、実写映画やドラマのコンテンツは他の動画配信サービスと比較すると少なめです。
その中でも特に海外作品は少ない傾向です。
作品によっては視聴するのに追加料金がかかる
完全見放題で、表示されている動画は月額料金だけで全て観ることができるNetflixと違い、DMMTVは検索して観たい作品が表示されても、視聴するのに追加料金が必要でがっかりすることが結構あります。
この点はAmazonプライムビデオと同じですね。
外国語字幕、音声を設定できない
動画再生中に自由に多言語の字幕、音声を自由に設定できるNetflixと違い、DMMTVでは基本的に字幕は日本語字幕のオンオフの設定のみ、音声はオリジナル言語か日本語かの選択しかできません。
この点もAmazonプライムビデオと同じデメリットだと思います。
Amazonプライムビデオ(アマプラ)がおすすめな人
- アマゾンのサービスをよく利用する人
- 話題作を一早く観たい人
- ボクシングなどのスポーツ独占配信を観たい人
- レビューを参考に、視聴する作品を選びたい人
DMMTVがおすすめな人
- アニメ、2.5次元舞台が特に好きな人
- なるべく安く動画配信サービスを利用したい人
- DMMの他のサービスを幅広く利用したい人
- 成人向け動画を見たい人
まとめ
さて、日本一のユーザー数を誇るAmazonプライムビデオ(プライム会員)と、アニメ、2.5次元舞台に特化した、特化型動画配信サービスであるDMMTVの比較、いかがでしたでしょうか。
動画配信のみではなく、有料会員になるとアマゾン、DMMそれぞれのサービスを幅広く受けられる、という点でよく似たこの2つのサービス。
そしてアマプラは月額600円(年払いなら月額492円)、DMMTVは月額550円、とコスパの良さも共通しています。
アマゾンの幅広いサービスを受けられるアマプラ、アニメ、2.5次元舞台に特化し、成人向けコンテンツも見放題のDMMTV、この2つのサービスが合わせても1,000円前後で受けられる。
【どちらかか、それとも両方か】
私の個人的な結論は、「両方」です!
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